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2021年6月13日日曜日

聖火、日本をつなぐ(青森)6月10日~11日

  3月25日に福島からスタートした聖火は、栃木、群馬、長野、岐阜、愛知、三重、和歌山、奈良、大阪から四国の徳島、香川、高知、愛媛とまわり、九州の大分、宮崎、鹿児島から沖縄まで南下をした後、再び九州に戻り、熊本、長崎、佐賀、福岡を通って、本州の山口、島根、広島、岡山、鳥取、兵庫、京都、滋賀を経て、北陸の福井、石川、富山から、新潟、山形、秋田、そして本州の最北端の青森に引き継がれた。

 聖火リレーによって、聖火が繋がれたのみならず、人をつなぎ、想いを繋ぐ、そんな事を聖火ランナーの一言一言から学んだ。それは、ギリシャから聖火が灯された時から、そうであるし、もっと長い目で見れば、オリンピックの歴史を繋いできたのも、聖火なのかもしれない。

寿命革命に情熱燃やす大学教授「全世界に貢献できる」 青森県1日目 東京2020オリンピック聖火リレーolympics.com)

 上記のレポートの動画には、青森のねぶた祭りに関わる方も聖火ランナーに加わった。

それも、一年延期となったお蔭で、生まれた赤ちゃんにも見てもらえた、とのこと。

この一年に亡くなった方にも感謝して聖火リレーをしたという方も各地にいらしたが、

このように、新たな命も生まれている。

 人の命の誕生、素晴らしいことだと思う。

 すくすく育つ子供たちに明るい未来を繋ぐ、バトンタッチするのも大人の務め。

 筆者は、青森で「ねぶた」を観たことはないが、以前、靖國神社(東京)の「みたま祭り」で、ねぶたを観たことがある。大きなねぶたは迫力あり、運行させる人々の熱気も、迫力を増す原動力になっていた。

地域の救急医療支える脳神経外科医「コロナで頑張る人たちにエールを送りたい」 青森県2日目 東京2020オリンピック聖火リレーデイリーレポート (olympics.com)

 聖火ランナーには、地域のために尽している方々が多く選ばれている。同時に、病気や障害等の様々な困難を乗り越えて元気に生きている姿を見せたいという思いで走る方もたくさんいらっしゃる。その両方を兼ね備えているのが、青森県の2日目に走った藤田聖一郎先生。地域内でたった一人の脳外科医をされていながら、がんを患って手術を受けたこともあると言う。そして、この藤田さん、何と1964年の東京オリンピックの年に生まれ、「聖火リレー」の「聖」がお名前についている。

 命や健康といえば、日本では、「柿が赤くなると医者が青くなる」という諺があるが、アメリカでは、「An apple a day keeps the doctor away」(一日にリンゴを一個食べれば医者いらず)と言うそうである。

 青森と言えば、リンゴの産地。美味しいリンゴを頂いて、皆が健康になれば良いと思う。











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