福島からスタートした聖火は、栃木、群馬、長野、岐阜、愛知、三重、和歌山、奈良、大阪から四国の徳島、香川、高知、愛媛とまわり、九州の大分、宮崎、鹿児島から沖縄まで南下をした後、再び九州に戻り、熊本、長崎、佐賀、福岡と通って、本州まで北上し、山口の後、島根に引き継がれた。
島根と言えば、出雲大社。私達日本人は、十月を神無月と呼ぶが、それは日本中にいる八百万の神様が出雲大社に集まるから、神様がいなくなる月として、そう呼ぶ。でも、出雲には神様がたくさん集まるので、人々は、十月を神有(在)月(かみありづき)と言う。所変われば品変わるではないが、所変われば呼び名も変わる。
以下のサイトが参考になる。読んで気づいたが、神々様をお迎えするのが旧暦の10月10日。稲佐の浜に篝火がたかれ、神々様をお迎えする。
(旧暦ではあるが)10月10日という日にちは、1964年の東京五輪の開会式の日を彷彿させる。「聖なる火」は、太陽から頂いた火、そして神様をお迎えする火でもある。
そういえば、薪能の冒頭、火入れ式というのが行われるが、とても厳かなものである。
聖火リレーの模様は、下記のサイトでご覧頂ける。
毎日毎日、現地のレポートを拝読しながら、たくさんの感動を頂いている。
人それぞれ、想像もできないような大変な困難を抱えながら、それを乗り超え生きている。
その姿に、尊敬の念をもって、感動している。
生きるって簡単ではない。でも、人の心、人の助け、人のつながりで生きていける。
聖火ランナーの方たちが、そんなことを教えて下さっている。
「次のフランスでの聖火リレーにも応募したい」 島根県1日目 東京2020オリンピック聖火リレーデイリーレポート (olympics.com)
20歳でガン経験したミュージシャン「温かい笑顔で不安が全部吹き飛んだ」 島根県2日目 東京2020オリンピック聖火リレーデイリーレポート (olympics.com)
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