今日2018年9月11日、日本のメディアでは、東日本大震災「3・11」より7年半というニュースが流れた。犠牲者は、行方不明者や関連死者を含め約2万人。
アメリカでは、同時多発テロ「9・11」から17年とのニュース。
7年半と17年という7の数字が重なる2つのニュース。
自然災害とテロという違いはあるければ、人の命をあっという間に奪ってしまう出来事である点は一緒。それも衝撃的に。
この1週間にも、西日本を襲った台風22号や9月6日未明に北海道を襲った大地震など、一瞬で命を絶たれてしまう大災害が起きた。
今日は、高校の「国際関係」の授業の冒頭に、一分間の黙祷をした。
それぞれの思い、気持ちがどうだったか、何を考えながら黙祷したか、知る由もないが、
時間と空間と静けさを共有して、皆の心が一つになった気がした。
沈黙は、世界共通の表現であり、普遍的言語なのかもしれない。
多くの言葉以上に、沈黙は人々を強く団結させる。そこには調和、平和が生まれる。
「和敬清寂」って、こういうことなのかもしれない。
そんな初秋の一日だった。
鈴木くにこ
0 件のコメント:
コメントを投稿