東京オリンピック2020+1の聖火リレーが、東日本大震災の原発の被災地、福島県楢葉町にあるJビレッジを出発した。
コロナ禍の出発とあって、緊張しながらも、皆の顔に笑顔があった。
楢葉太鼓が聞こえた。希望の音、勇気の音、応援の音…。
聖火とは聖なる光、蝋燭やお線香もそうだが、そこには祈り、弔いもある。
この一年間、十年間、いやもっと前にも、お亡くなりになった方々の中に、
東京オリンピックを楽しみにしていた人達がいる。そして、今も、絶望や苦しみや悩みを抱えている方々もいる。そういう中で、希望や勇気を与える大会になるよう、
これから4か月間、日本国中を回って、祈りながら、聖火は走る。
多くの方々、この自然、宇宙に感謝しながら…。
そして、より良い未来を拓けるように、未来を担う、子供たち、若者たちにバトン・タッチして行こう。世界中の子供たちの眼が輝いていられるように…。
Bon Voyage! 東京の国立競技場で待っています。
満開の桜の東京にて 令和3年3月25日 鈴木くにこ
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