2019年5月5日日曜日

夏も近づく八十八夜

令和元年5月2日 八十八夜

 八十八夜と聞くと、もう新茶の季節かと感じる。
 日本人は、毎朝、お煎茶を入れて、ご仏前に供えて、感謝して、一服して、目を覚ます。昭和時代、明治の祖父のところにご挨拶に行くと、まず一杯、美味しいお煎茶を入れてくれたことを想い出す。

 ♪ 🎵 ♪
夏も近づく八十八夜
野にも山にも若葉が茂る
「あれに見えるは茶摘みじゃないか
あかねだすきに菅の笠」

日和つづきの今日このごろを
心のどかに摘みつつ歌ふ
「摘めよ摘め摘め摘まねばならぬ
摘まにゃ日本の茶にならぬ」   ♪ 🎵 ♬
 
久しぶりに歌いました。一番だけですが。
 そうしたら、平成生まれの子供達も結構覚えていて、一緒に歌ってくれました。
 手遊びで幼少期に覚えた歌は、一生覚えているのかも。何となく嬉しかった。…。。

同時に思い出したのが、みかんの花の歌。最近、暖かくなって、柑橘類が豊富で美味しくなりました。


  みかんの花が 咲いている
  思い出の道 丘の道
  はるかに見える 青い海
  お船がとおく かすんでる

  黒い煙を はきながら
  お船はどこへ 行くのでしょう
  波に揺られて 島のかげ
  汽笛がぼうと 鳴りました

  何時か来た丘 母さんと
  一緒に眺めた あの島よ
  今日もひとりで 見ていると
  やさしい母さん 思われる ♬ ♪ 

こちらも思い出すのは一番のみ。手唄遊びのお蔭です。
今、2番と3番、知りました。
「みかんの花の丘」なので、みかんの木がたくさん植わっている山を想像しましたが、
実は、海を眺めていたのですね。日本は、やはり海洋国家。サンサンと太陽お降り注ぐキラキラ光る太平洋が目に浮かびます。

そして、お母さんとの思い出。来週5月12日は、母の日です。
手唄遊び、母から子へ、伝え行くものかな……。



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