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2019年10月24日木曜日

チャールズ皇太子殿下と環境問題



 天皇陛下御即位、即位式正殿の儀にご臨席されるために来日されたチャールズ皇太子殿下は、本日(2019年10月23日)、ラグビー・ワールド・カップで準決勝に進むウェールズのチームを激励するとともに、ある所を訪れた。

 下記に動画があるが、チャールズ皇太子殿下は、自身のブランド、ハイグローヴの店舗を視察された。
https://www.youtube.com/watch?v=HZhVpBjlyrA

 実は、筆者は、この店舗を、数年前、出来立ての頃、訪れている。日本橋三越本店の地下、フォートナム・メイソンの主要な売り場の横、部屋の隅に目立たなく存在している店舗であるが、何故か筆者の目をひいた。店員の女性から、厚い写真集を見せられた。きれいな花の咲いた、自然のままの庭園、そして四季折々の姿が目に焼き付いた。お茶の試飲では、それがチャールズ皇太子殿下が農園で有機製法で育てられたオーガニック・ティーによるものだとの説明を受けた。

 今年の3月、20年以上?ぶりにロンドンの町を歩いた。ピカデリー・サーカスからウィンドウ・ショッピングをしていたら、フォートナム・メイソンの本店に着いた。たくさんの種類が紅茶がある中で、私の興味は、すぐハイグローヴのコーナーに行った。他に人はいなかったし、特別の陳列がされているわけではなかったが、有機農法(オーガニック)が健康に良いと思って、すぐに求めた。普通、オーガニック製品は割高なものが多いが、このハイグローヴのティ-はそうではなかった。1缶約10ポンドだった。他のティー・バックでもフォートナム・メイソンのお茶はお高めなので、とてもお得な気がした。

 今、本棚にあった君塚直隆先生の『チャールズ皇太子の地球環境戦略』を開いたら、ハイグローヴのことも書いてあった。チャールズ皇太子殿下は、1980年に購入されたイングランド西部のハイグローヴの土地で、本格的に有機農法を営んでいらっしゃる。そこから生産されたものをハイグローヴのブロンド名で売り、そこからの収益は慈善事業に寄付されるそうだ。

 人権や地球環境にも関心をお寄せになるチャールズ皇太子殿下。
自然を大切にする御心は、今上陛下とご一緒である。

 

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