2021年7月5日月曜日

聖火、日本をつなぐ(千葉)7月1日~3日

 3月25日に福島からスタートした聖火は、栃木、群馬、長野、岐阜、愛知、三重、和歌山、奈良、大阪から四国の徳島、香川、高知、愛媛とまわり、九州の大分、宮崎、鹿児島から沖縄まで南下をした後、再び九州に戻り、熊本、長崎、佐賀、福岡を通って、本州の山口、島根、広島、岡山、鳥取、兵庫、京都、滋賀を経て、北陸の福井、石川、富山から、新潟、山形、秋田、青森を通過し、北海道まで北上した後、東日本大震災の被災地、岩手、宮城を周り、そして静岡から山梨、神奈川、千葉へと引き継がれた。

 千葉では、幕張メッセ等でオリンピック競技が行われるため、聖火リレー(ただしコロナ禍で公道では中止)は3日間にわたって行われた。その模様は、下記のリンクでご覧頂ける。

JAXAで宇宙飛行士支える医師「美しい日本に生まれてありがたい」 千葉県 東京2020オリンピック聖火リレー開催レポート (olympics.com)

 千葉は広い。野菜も美味しいし、魚も取れる。九十九里浜に立つと、海岸線の長さと太平洋の海の大きさがよくわかる。東京ディズニーランドとディズニーシーがあり、成田国際空港もある。自衛隊の基地もあるので、ある千葉県民の方は、「千葉はいつでも独立できる」と言っていたことがある。

 7月に入り、いよいよ東京五輪・パラリンピックまで3週間を切った。コロナ禍でありながらも、粛々と準備は進んでいるようである。

 アスリート達は真剣だ。コロナ・リスクを抱えながらも、一生に一度になるかもしれない機会に向けて努力を続けている。それも自分の人生そのものを懸けて。

 「中止すれば良い」とただ述べるのは易しい。が、コロナのリスクを最小化しながら開催することは難問である。その難問と葛藤している日本。

 その中で、聖火は、淡々と、人々の思い、願い、祈り、笑顔、希望、勇気等々をのせて、

日本をつないでいる。


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