3月25日に福島からスタートした聖火は、栃木、群馬、長野、岐阜、愛知、三重、和歌山、奈良、大阪から四国の徳島、香川、高知、愛媛とまわり、九州の大分、宮崎、鹿児島から沖縄まで南下をした後、再び九州に戻り、熊本、長崎、佐賀、福岡を通って、本州の山口、島根、広島、岡山、鳥取、兵庫、京都、滋賀を経て、北陸の福井、石川、富山から、新潟、山形、そして秋田に引き継がれた。
下記のリンクの写真や動画を見ると分かるが、秋田の人々は、コロナに関わらず、とても元気である。公道で応援する人達が、他の地域より賑やかな様子で、日の丸の小旗を振る人達も見られた。既に、オリンピック・パラリンピックがまるで始まっているような感じだ。
秋田でスケートボード普及に努める俥夫「新競技を知ってもらいたい」 秋田県1日目 東京2020オリンピック聖火リレーデイリーレポート (olympics.com)
一日目、聖火は角館を走った。筆者は、40年以上前、中学生の時、その地を学校行事で訪れた。少人数で武家屋敷の残る静かな街並みを散策したのを今でも思い出す。
秋田のはまはげに会いに行ったことはないので、いつか行きたいと思っている。が、実は、海外で、なまはげに会っている。一度は、2018年秋、フランスのリヨンに行った時、日仏国交160年記念の文化交流で、「妖怪」の展覧会をやっていて、そこに、「なまはげ」が登場していたのである。大勢のフランス人の関心をひいていた。もう一回は、オーストリアのザルツブルグで、クリスマス・シーズンの12月、近くのクリスマス・マーケットに、地元の「なまはげ」が出現したのである。日本と似たような文化が西洋にもあることを知り、何だかとても面白く親しみを感じた。
ひいおじいちゃんは元アメリカ代表オリンピアン「オリンピックに平和のありがたみをた」 秋田県2日目 東京2020オリンピック聖火リレーデイリーレポート (olympics.com)
2日目の画像、動画を見ながら、驚きの嬉しい発見があった。1964年東京大会、1972年ミュンヘン大会、1976年モントリオール大会のメダリストたちが、秋田県を走ったのである。すでに、それなりのお年のように見受けられるが、それはオリンピアン(それもメダリスト!)、とてもお元気そうである。こんなに多くのメダリスト達を、秋田の地から、半世紀以上も前から輩出していたとは、驚きである。
上記サイトで紹介された日米の平和と愛情から生まれた聖火ランナーの里稲さん。お名前の由来を聞いて、とても素敵だと思った。美しいみずほの国、日本。毎日の命の糧でもある。急に、「あきたこまち」を頂きたくなった。
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