福島からスタートした聖火は、栃木、群馬、長野、岐阜、愛知、三重、和歌山、奈良、大阪から四国の徳島、香川、高知、愛媛とまわり、九州の大分、宮崎、鹿児島から沖縄まで南下をした後、再び九州に戻り、熊本、長崎、佐賀、福岡と通って、本州まで北上し、山口、島根と来て、広島に引き継がれた。
広島には、アウシュビッツ強制収容所と並ぶ世界の「負の遺産」となる、原爆ドームがある。人類史上、初めて原子爆弾が投下された場所である。全くの新しい兵器が、核兵器の殺傷能力、放射能による人への被害、後遺症等、実際の影響力がわからないまま、実験のように、無実の市民たちが生活する空間に投下された。76年前の蝉の鳴く暑い8月6日のことだった。
今日、コロナで緊急事態宣言が出されている広島だが、
そこでは、真の平和を祈って、聖火のトーチ・リレーが行われた。
リオ2016大会金メダリストが願う平和と東京2020大会への思い 広島県 東京2020オリンピック聖火リレーデイリーレポート (olympics.com)
上記のレポート内の動画を是非ご覧頂きたい。
他界された「おじいちゃんの骨」と一緒に走ったお孫さん、
被爆者の家族として走った方等々、各人がそれぞれの思いで、広島平和祈念公園と福山市で聖火を繋いだ。
言葉はいらない。見ているだけで、感動、感激、涙…。
ありがとう、の一言。
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