福島から栃木、群馬、長野、岐阜、愛知、三重、和歌山、奈良、大阪、そして徳島、香川、高知、愛媛と来て、大分、宮崎、鹿児島と本州を南下した聖火は、いよいよ沖縄に渡った。
沖縄県は、沖縄本島の他、幾つもの島々で構成されている。また、コロナ禍で、本島内は、沿道でリレーすることはせず、名護市や糸満市で、聖火ランナーが集って、聖火をつないだ。
その模様を以下のサイトでご覧頂ける。
「沖縄らしさを出して元気を伝えたい」 沖縄県1日目 東京2020オリンピック聖火リレーデイリーレポート (olympics.com)
琉球文化の独自性、その明るさが筆者は大好きである。
南国で、東南アジア等とも通じる色彩、文様なども見受けられる。
筆者は、1985年に日本政府主催の「東南アジア青年の船」(SSEAYP : Ship for the South East Asian Youth Program)に参加した際、沖縄県出身の参加者からエイサーを習い、皆で東南アジアの国で披露したことがある。北海道から沖縄に至る日本全国からの参加者全員がエイサーを覚え、太鼓を叩きながら踊ったのである。
東南アジアには、沖縄から移民された方もいらして、懐かしいと感激して頂いた。
沖縄県アンカー「精一杯、聖火をつなぐことができた」 沖縄県2日目 東京2020オリンピック聖火リレーデイリーレポート (olympics.com)
拙著『オリンピックと日本人の心』にも書かせて頂いたが、6月23日の「沖縄慰霊の日」は「オリンピック・デー」でもある。
糸満市には「平和の礎」があるが、今回の聖火ランナーの上原さんが、平和の祭典であるオリンピックの聖火と、沖縄の「平和の火」が重なればいいと思ったと述べられたこと、
まさに、その通りである。
聖火は聖なる火、祈りの火である。
南国の明るい陽射しの中で、平和を噛みしめながら、
より良き社会、人々が活き活きと幸せに生きられる社会を築けたらと思う。
0 件のコメント:
コメントを投稿