2021年5月14日金曜日

聖火、日本をつなぐ(福岡)5月11日~12日

  福島、栃木、群馬、長野、岐阜、愛知、三重、和歌山、奈良、大阪、それから徳島、香川、高知、愛媛とまわって、大分、宮崎、鹿児島から沖縄に行き、熊本、長崎、佐賀から、聖火は、九州最後の福岡にわたった。

 コロナ禍で、公道を走ることはなくても、聖火リレーは福岡県の二か所で「聖火をつなぐ」セレモニーの形で行われた。

 以下のサイト、是非、ご覧下さいませ。特に、動画は、人々の表情が豊かで、短い中に、ぐっと来る言葉があります。

公道走れなくてもこの経験生かす 福岡県 東京2020オリンピック聖火リレーデイリーレポート (olympics.com)


 ある人は言う。「聖火の光が輝いていた。」この輝きを、皆でつなごう。

ある人は言った。「火って炎ってすごい。」この炎の温かさを、皆に与えよう。

またある人は、「いろんな人の思い、気持ちがこの1つの火に込められている。」と述べた。そう、たかが1本のトーチ、1つの光、でも、そこには大勢の人の気持ちが入っている。だから大切につなぐ。

そして涙こらえて笑顔で答えた人。「長男を事故で亡くして10年。お空の長男と一緒に炎を見た気がした。」筆者の方が涙した。

 人の一生、人のいのちは一つ。コロナ禍ではあるが、命をおとすのはコロナのみではない。他の病気もあれいば、事故もある。津波もあれば、建物倒壊もある。

 みんな、それぞれの思いを抱え、苦難があっても、それを受け入れ、乗り越えようと努めている。だから、それぞれの人に機会を与え、勇気や希望を持ってもらいたい。

 東京オリンピックという貴重な機会、このためにはコロナ対策は欠かせない。もちろんテロ対策も地震対策も、水害や熱中症対策も。

 「蔓延防止」も「緊急事態宣言」も、発令しても、どれほどの効果があるのか。2020年4月―5月の「緊急事態」とは随分異なる。感染症対策としての基準も曖昧、東京五輪までのロード・マップもない。国境での水際対策も甘く、外国人の感染者が日本人の倍以上と報告されている(厚生労働省HP参照)。そしてワクチンの遅れ…。

 東京五輪の開催国として、政府(菅政権)が、より真剣により具体的に、より迅速により効果的に、国民の生命・財産を守るために取り組み、国民の負託に応えてくれることを願うばかりである。

 

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