2021年1月20日(日本時間1月21日未明)、バイデン第46代米国大統領の就任式が首都ワシントンの議事堂(The Capitol)で行われた。寒いワシントンだが、お天気が味方してくれた。青い空の議事堂からワシントン・モニュメントまで、きれいな映像が世界中に中継された。穏かに、しかし華やかに、アメリカらしい大統領就任式だった。1月6日の議事堂乱入事件や新型コロナウィルスの最大の犠牲国であることを忘れさせるかのように、つつがなく挙行された。
しかし、バイデン大統領の就任演説では、これらの事に触れずにはならなかった。
そして、今も続くコロナ禍の犠牲者たちに黙祷が捧げられた。
バイデン大統領は、2020年11月の勝利宣言の時から、米国の分断を憂い、自分は、自分に投票しなかった人達も含め全ての米国人の大統領であると述べた。そして、この度の就任演説では、何度となくUnitiy、すなわち一つになることが言われた。
これは、何も米国のみの問題ではない。今、世界で、そして日本でも重要なことである。右翼も左翼もない、みんな仲良く、心を一つにして、人類とウィルスの世界戦争に打ち克たなければならない。
本年の初詣で拝んだ明治天尾の御製、
「国のため いよいよはげめ ちよろづの 民もこころを ひとつにはして」
心を一つにして、未来に向かって取り組むことで、この国難を乗り切れると思う。
「神のご加護が国家にありますように。」
この思いと信仰は、日本も同じである。
毎年お正月の始めに、日本国総理大臣は、伊勢神宮に参拝される。
日本国の起源となる神様に、国家の安寧を、平和と繁栄をお祈りするのである。
本年、菅総理は、コロナを理由に伊勢神宮に参拝されていないと聞いた。
コロナ禍だからこそ、参拝頂きたいものである。
お正月は1月中をさすと聞いた。まだ間に合う。きっとお参り頂けるのだろう。
0 件のコメント:
コメントを投稿